スモールキャンプ

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This article was written on 17 4月 2015, and is filled under - 読書会, イベント.

【読書会】『辺境のフォークロア』著者 金子遊さんをお迎えして

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映像作家・民族誌家の金子遊さんをお迎えしての読書会です。
金子さんは、はじめての単著『辺境のフォークロア』を河出書房から出されたばかり。
本の生まれた背景など、旅の記録映像と共にお話しくださいます。

参加される方は自己紹介として、お気に入りの本や読みさしの本、
また金子さんから触発される本などお持ちください。
課題図書やお話しの感想に合わせて、ご紹介いただけたらと思います。

ここちよい初夏の夕べ、ビールを片手に著者と巡る、本と旅する時間です。

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日時|2015年5月16日(土)19:00-
場所|吉祥寺 中道通り イラストレーション事務所にて
会費|1000円程度(食事・お茶代)
持物|自己紹介用の本。飲まれる方はお酒持参のこと。

ゲスト|金子遊 氏

お申込み (お問い合せ)|info@smallcamp.org
【お名前、参加にあたりコメント】をお書き添え下さい。


課題図書|『辺境のフォークロア』金子遊(著)河出書房新社
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309226194/

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サハリンから北海道へ、奄美、琉球から小笠原、「南洋」へ。近代の境界にとどまらない文化的な連続性を求めて、著者のまなざしは東アジアの海、島嶼へ向かう。柳田國男や折口信夫など、先達が切り開いてきた民俗学の地平を気ままに往来し、時にとどまる。かつての被支配地域である「辺境」を旅した民俗学者、作家の足跡をたどりながら、ポストコロニアルの民俗学を探る。

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 失われた伝統社会にこだわって科学的な収集と分析に耽溺するよりは、旅人であり詩人であった柳田國男のように、わたしはむしろその土地の人びとが奏でる言語の音楽、光や風からなる固有の風土、歌や口承文学や美術に封じ込められた集合的な記憶のほうへと五感を研ぎすませてみたい。

(金子遊『辺境のフォークロア』より)

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映像作家でもあり、民族誌家でもある金子遊さんの著書から、植民地主義と民俗学の関係、ポストコロニアルの民俗学・辺境のとらえ方について考えます。 軍人や学者、作家をはじめ、多くの人が(ときには暴力をともなって)越境した近代。辺境とされ、周縁化された海と島の歴史や文化、人々と、現代においてはどのように邂逅することができるのでしょうか。それは、かつて日本人が出会ったかもしれない他者との出会いを想像することでもあります。

(テキスト:山田文恵)

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金子遊(かねこ ゆう)氏 プロフィール

1974年生まれ。映像作家、批評家、民族誌家。ドキュメンタリーマガジン「neoneo」編集委員。劇場公開作に『ベオグラード1999』『ムネオイズム2.0』。編著に『フィルムメーカーズ』『クリス・マルケル 遊動と闘争のシネアスト』など。2011年「弧状の島々 ソクーロフとネフスキー」で三田文学新人賞(評論部門)受賞。2015年に単著『辺境のフォークロア』刊行。

公式ブログ|シネマの舞台裏

Organizer | S.K , 山田文恵


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